渡部 善隆, 伊東 栄典:
A0判PostScriptデータの作成方法,
九州大学大型計算機センター広報, Vol.30, No.3 (1997), pp.242-255.


九州大学大型計算機センターでは,1997年1月に可視化用サーバー Silicon Graphics i-Station (ホスト名vhsgi)を公開しました. また,同時にi-Stationで作成した画像を印刷出力する周辺機器として, LaserMaster社のDisplayMaker-Jを公開しています. DisplayMaker-Jは,A0判まで印刷可能なインクジェット式カラープリンターです. 解像度は300dpi(ドット/インチ),PostScriptレベル2を解釈するPostScriptプリンターです.

DisplayMaker-Jはi-Stationに付属するプリンターですが, i-Stationのアプリケーション(汎用可視化システムAVS)には必ずしも依存しない 独立のカラープリンターとしても利用可能です. すなわち,センター利用者は誰でも手持ちのPostScriptファイルを i-Station経由でDisplayMaker-Jに出力することができます.

A0判のPostScriptファイルを作成することができるアプリケーションはそれほど多くありません. しかし``自由に要素を拡大・縮小することができる''という PostScript言語の特徴を利用することにより,容易に手持ちのA4, A3判のファイルをA0, A1判に拡大することができます. また,GIF, TIFF, JPEG形式などのイメージデータを A0判PostScriptデータに変換する方法についても紹介します. 14ページ.

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