next up previous
: 2.2 認証 : 2. SSHの仕組 : 2. SSHの仕組

2.1 利用する鍵

まず,認証と暗号化通信を行なうための鍵について説明します.鍵とは実際には 数値です.SSHでは図5に示している鍵を用います.SSHでも通信を 行なう2つの計算機をクライアントとサーバに分けて考えるモデルを使っていま す.通信を受付ける計算機がサーバとなり,通信を行なうための接続要求を出す 計算機がクライアントになります.サーバ側の鍵とクライアント側それぞれに, 計算機固有の鍵(ホスト鍵),利用者固有の鍵(ユーザ鍵)があります.また,鍵を 登録していない場合には,利用者認証するためにパスワードを用いる場合もあり ます.

図 5: 利用する鍵




平成12年1月7日