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: 4.2 ポート転送用ショートカットの作成 : 4. Windows95/98上でのポート転送 : 4. Windows95/98上でのポート転送

4.1 TTSSHの準備

SSHのポート転送を用いてwisdomからメールを取得するという例で,ポート転送 の方法を説明します.最初にTTSSHをポート転送に使うための設定をします. TTSSHを起動すると計算機への接続画面が出ますが,[Cancel]ボタンを押して非 接続状態でTTSSHを起動します.

図 9: TTSSHの起動(ポート転送の準備)

ポート転送をするためには,[Setup]メニューの[SSH Forwarding]を選択します. すると図10のような「SSH Forwarding」ウィンドウが表示され ます.

図 10: ポート転送設定ウィンドウ1

次に「SSH Forwarding」ウィンドウで[Add]ボタンを押して,転送するホストや ポート番号の追加を行ないます.すると図11 のウィンドウが表示されます.

図 11: ポート転送設定ウィンドウ2

[Forward local port]と[port]の欄で[pop3]を選択して,[to remote machine] の欄に wisdomを指定してください(図11).ポート番号は 直接数字で入力しても構いません.数字指定の場合は,POPは110,FTPは21にと 指定しましょう.

設定が終了したら,[ok]ボタンを押し,[Setup]メニューの[Save setup...]を選 択して,この設定をファイルに保存します.ここでは保存する設定ファイルの名 前を``POP.ini''とします19#19.デフォルトの設定ファイルである``Teraterm.ini''で保存した場合 は,ポート転送ではないSSHの利用のときにも,転送用の通信路を確保してしま うので注意してください.


平成12年1月7日